就職するか、マイクロビジネスで起業するか?

雑記

お墓の掃除に行くたびに考えるのですよ。
お墓の掃除代行を仕事にしてしまおうかな?と。

現在、絶賛仕事探し中なのですが、就職しようか、起業しようか、と考えているところ。明日もハローワークに行くのだけれど…

起業するにしても一業種に絞る気も、必要もなくて、そのひとつに「お墓の掃除代行」を考えているというわけです。

私の住んでいる地域でもこの事業は存在しているようですね。

こちらは知的・精神障害者によるお墓の清掃代行サービスを紹介している記事です。
http://ameblo.jp/omw2610022/entry-11333621414.html

大まかなサービス内容を引用しますと…

代行サービスは主に市内の墓地が対象。
墓石や床石などの洗浄に加え、墓周りの雑草取りやごみ拾いも行う。
春と秋の彼岸、お盆、命日または正月の年4回契約で、費用は1万2千円。
希望に応じて献花するサービスのオプションもある。

うーん、年4回契約で12,000円かー。
お墓の広さ、墓石の数によって追加料金が発生するのかな?

田舎の墓地には、ひとつの家で墓石数が10を超えるような墓地もあります。当然、面積も広くなります。事実、我が家の墓地がそんな状態。墓石まわりの草取りをして、落ち葉などを集めて捨てる作業だけでも丸1日かかります。加えて墓石を磨いて…と考えると、とても1回4,000円では割に合わないなあ、と思ったり…

地元の石材屋さんにも同様のサービスを行っている所があって、こちらは墓石一基の規模(だいたい1坪)で5,000円程度。やはり相場はこの辺になるようです。

大阪や首都圏とは料金相場が違いすぎてちょっと悲しくなりますが、郷に入っては郷に従え、ですね。

先に挙げた知的・精神障害者によるサービスや地元の石材店のターゲットは、ご自身ではお墓の掃除をすることができない地域の高齢者が中心と思われます。料金は年金の中から捻出されることがほとんどでしょうから、料金が低く抑えられるのは当然。

では、ターゲットの重複を避けてみてはどうか?と。
つまり、故郷を離れて暮らしている四十代以上の方々をターゲットにしてみる。この年代の方々は故郷で高齢の両親が暮らしている、あるいはすでにご両親は他界され、実家もお墓も故郷にはあるけど直接管理はできない場合が多いと考えられます。中にはお墓も現在の居住地に移している方もいらっしゃるでしょうが、それ自体が結構手間がかかることだと聞きます。

「高齢の両親」というところで、一見、地元業者との競合があるように見えますが、あくまでもセールスの対象は故郷を離れて暮らしている方。だから競合は避けられる。

と、これはあくまで希望的観測です。
成約するための条件はもっと細かく絞る必要があるのは確実。ターゲットとなる方は全国各地のどこに暮らしているかもわかりませんので、集客はWEBを中心に考える必要があります。キーワード選定、検索エンジンでの上位表示、WEB広告などの使い方もポイント。広告を使った場合の費用対効果もやってみなければ分からない….。ある程度の仮説、試算を行うことは可能だとしても..

逆にWEBでも地元在住者を対象にしたほうが費用対効果が高い可能性もありますし、ターゲット選定も、地元なら高齢者、他の地方在住なら働き盛り世代、と決めつけてしまっては落とし穴があるかもしれません。

いや~、色々考えながら書いていたら俄然やってみたくなってきました。お墓の掃除をやりたくなったのではなくて、WEB集客の実践をしたくなってきたのですけどね…

集客の他にも顧客とのコミュニケーションにはソーシャルを活用できる余地はありますし、その部分では地元業者との差別化、そして料金的にも地元相場との差別化ができる可能性も残されています。

などなど「すきま」を複数見つけて、ことごとく小規模にビジネス化できないか?と目論でいるのです。ひとつの事業に絞って成功する才能もガッツも資金もないし、だったら誰でもやれるけど、あまり人がやっていないことをたくさん見つけて小銭を稼いで生きていきたいものだわ。

それでも社会保険などの手続きを思えば、やっぱり就職かな、なんて逡巡するのですけど…。

あ、会社で働きながらやればいいのか!
一所懸命に副業するスチャラカ社員になればいいんだ!

就職しよ♪

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