投資詐欺がやって来た!ヤァヤァヤァ!
本日のNHKクローズアップ現代で投資詐欺がとりあげられていますが、
我が家でも投資詐欺と思われる事案が発生
少し前に父親から
「○○○○というところから手紙が届いたら渡してくれるか?」
と言われました。
意味がよくわからなかったので聞き流していましたが、
先日オレンジの封筒が郵送されてきましたよ。
宛名は父親ではなくて、私。
- 有料老人ホームのパンフレット
- 新株引受権付社債発行について(パンフレット)
- 第2回新株引受権付社債 お申込書
怪しい。。
一応、手紙が来たら父親に渡す約束なので、渡しつつ事情を確認。
すると、これまで3回ほど電話があったとのこと。
- 電話で名乗った会社名は「マックス」
- ○○○○から手紙が届くはずなので、届いたら教えてほしい。
- 手紙の中に「新株引受権付社債 お申込書」が入っているはずなので、それをいただきたい。お礼に全国百貨店商品券を差し上げます。
- 「新株引受権付社債 お申込書」をいただきにお宅に伺います。
父親から電話口の男に質問
「なぜうちに電話してきた?」
男答える
「電話帳を見て順番に電話をしています。」
つじつまの合わないこと、怪しいこと
- 「手紙が届くはず」ってなぜわかるのか?電話帳見て順番に電話してるだけなのに。
- マックスという会社とパンフレットを送ってくる会社の関係は?
- 電話帳には父親の名前しか載せていないのに、パンフの宛名は私なのはなぜ?
- 「新株引受権付社債 お申込書」の受取なら郵送で十分なのに、なぜわざわざ家に来るの?
- そもそもマックスという会社は架空の会社なんじゃない?
騙されかけてる人間の心理が怖い
怖いのは、実際に電話でやりとりしている父親が、それほど疑問を感じずに、何か使命感のようなものを持って「パンフが届いたら教えてやらなくちゃ」と思ってしまっていること。
口車に乗って、言わなくてもいい情報を相手に与えてると思うのですよ。
私が「それ投資詐欺だから相手にしたらダメだよ。」と言っても、それでも腑に落ちてない…
愛想よく、まじめで一生懸命そうなセールス電話って高齢者のハートを掴むのかもしれません。その点は実に参考になる..
検索してみないと投資詐欺とはわからないかも
「○○○○株式会社 詐欺」とサジェストされたら気になります。
あららららー
リスティング広告でもバッチリとキーワード指定!
高齢の方でもパソコンやタブレットで検索する習慣があれば、情報を見つけて危険を回避できると思いますが、そうでないと、事情がよくわからないまま詐欺師に情報を与えて、家に乗り込まれて、実体のない契約させられて、財産を失う可能性はおおいにあります。
実家を離れて暮らしていらっしゃる方も多いと思います。どうかご両親に連絡して、意味の分からない郵便物、電話があったら自分に知らせるようにとお伝え下さい。かわりにちょっと調べてあげるだけで被害は防げるはずです。
投資詐欺の疑いがある会社の情報
結局テキストで晒しちゃいますけど….
友愛ホーム株式会社
東京都港区白金台3丁目4番17号2階
(→こちらの住所には「RIS白金台」というビルがありますね。)
本社/0120-916-803
(→フリーダイヤルですから皆さんで電話かけまくったってください)
ホームページ/yuaihome.jp.net
(→ドメインのwhois情報を調べたところ、ドメイン所有者と同一名の者は他の会社名でも投資詐欺を働いていた疑いがあります。)
気をつけましょう。
実家の両親にはまめに電話をして変わったことがないか聞いてあげましょう!