私史上、最高の勉強法

雑記

初めてこのブログにAkismetに弾かれないコメントが来た!と歓喜したのもつかの間、やはりバックリンク狙いのスパムでした。Akismet仕事しろ。

さて当ブログも100記事を超え、そろそろ人の役に立つコンテンツを書かなければと考え始めています。そこで今回は、受験勉強、資格試験の勉強にも使える勉強法を紹介します。

念の為に申し上げますが、効率のよい勉強法でも、短時間でできる勉強法でも、目新しい勉強法でもありません。時間がかかるし、気持ち悪いし、でも確かに勉強になるし忘れにくいと勝手に思っている勉強法です。

ずばり「エア講義」勉強法!

「人にものを教えると、覚える。」と聞いたことはありませんか?

これ真実だと思っています。
でも、自分が勉強していること、覚えたいことを他人が延々と聞いてくれるわけはなく、それは親兄弟とて同じです。そこで「エア講義勉強法」

読んで時の如く、聴衆も生徒もいない、聞いてくれる相手がいない状態で講義を行うというものです。単純にテキストを音読するだけでも効果があると信じていますが、より良く覚えるためには、自ら講義用の資料を作成し、それに基づいて講義を行います。

資料の作成はノートに手書きですることをおすすめします。PCでパワーポイントなどを使って作成しても良いのですが、どうしてもビジュアルにこってしまい、無駄な時間を費やしてしまうことにもなりかねません。手書き資料ならPCスキルにかかわらずだれでも実践することができますね。

講義資料の作成

資料の作成にはそれなりに時間がかかります。私は大学8年目に1年間で90単位を取得するというアホのような経験をしましたが、試験勉強に前後期合わせて4ヶ月を要しました。そのうち講義資料の作成におよそ3ヶ月半。講義期間は2週間でした。ノートとペン

資料を作って繰り返し講義ができる環境づくりに時間がかかります。1科目あたり300~400ページのテキストから重要と思われる箇所を抜粋すると、科目にもよりますが作成の対象になるのは約50%程度。これを90単位分ですから科目数にして23程度。1日の作業時間は10~12時間を目安にしてください。結構な基地外ですね。そもそも大学8年目って?

この時除いた部分から出題された場合はあきらめるか、僅かな知識をフル動員して回答すると割り切るしかありません。

資料の作り方について決まり事はありません。ご自身が講義しやすいように自由に作成して構いません。文字ベースでも、図表ベースでも、構いません。講義するのはあなた自身なのですから。

さあ、講義をしよう!

エア講義といえども、本当に聞いてくれる人がいるかのような口調で行いましょう。時には語りかけるように、時には架空の学生に質問を投げかけてみるのも良いでしょう。そしてご自身で答えます。そうです一人上手です。質問に答えることによって、あなたの知識は一段と深まります。

そして、講義をしている途中であなた自身、まじでわからなかったり、疑問に思うことがあるはずです。そんな時は、またしてもひとり上手発動です。学生のあなたが講師であるあなたに質問を投げかけます。もちろん声色を変えて。アホらしいと思うかもしれませんが、ここで声色を変えて、本当に質問をする学生がいたと記憶することが重要です。その際の記憶が、試験中のあなたを救ってくれることでしょう。その部分が出題されれば、の話ですが。
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(余談ですが、このモデルは好きになれません)

さて、質問を受けたあなたは、その問に答えることができません。ならば、すぐさま講義を中断して、回答するべく調べ物をしましょう。その時には「良い質問をありがとう、木下くん!」などと架空の学生に名前をつけるのが良いでしょう。「あの時の木下くんの質問はあれだったよねえ、木下くんはどうも、あのことになると理解ができなくてねえ、困ったものだよ」という記憶が試験中に焦るあなたの頭を整理することに役立つでしょう。

  • 木下くんは○がわからない。
  • 木暮さんは△がわからない。
  • 本木さんは☓がわからない。

木のつく苗字でまとめてみました!

木下くんをはじめ、質問があった場所の回答が得られた場合、その場所から講義を再開します。そして途中いくつかの質問を受けながらもなんとか最後まで講義を終えましょう。一度の講義を通して、いくつか資料に不足な部分を見つけることができるはずです。その部分を資料に付け加え、また最初から講義を行います。これを繰り返すことで、あなたには一般的な一夜漬けとは異なる知識が身につくはずです。

まとめ

書いてみると、つくづく手間のかかる勉強法だということがわかりました。あまりおすすめできないのではないかと確信にも似た不安を覚えています。しかし、私は試験と言えばこの方法で乗り切ってきたのですから仕方がありません。勉強に時間をたくさんとれる方はお試しいただければと思います。

また、資料を全部仕上げてからエア講義に入る必要はなく、今日資料を作ったところまで講義をしてみよう、と少しずつ、知識を蓄積していくほうが効率が良いことにも気づきました。といいますより今まで気づかなかったことに私自身驚きを隠せません。さすが俺です。

こんな勉強法ではありますが、東京六大学のうちの、とある大学の法学部を8年目に90単位取得して卒業した勉強法であることは事実であります。

だから大学8年目ってどういうこと?

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